女性向け検診に関する質問

乳がん検診はいつ行ってもいいのでしょうか?

乳がんの検査は乳房の張りの少ない時期が適しています。生理が終わってから排卵するまでの間(生理終了後4~5日後)が適しています。妊娠中や授乳中の方は、マンモグラフィ検診は受けられませんが、乳房超音波によるがん検診は受けられます。

マンモグラフィってどんな検査ですか?

マンモグラフィとは乳房専用のX線検査です。板状のもので乳房をはさみ、圧迫した状態で撮影します。乳房を薄く均一に広げて撮影することで、少ないX線量で乳房の中をより鮮明に見ることができます。マンモグラフィは、乳がんの初期症状である微細な石灰化などを検出できるため、早期発見に有効です。詳しくは 乳がん検診のページをご覧ください。

胸が小さくてもマンモグラフィは撮れますか?

マンモグラフィ検査では、乳房の大小はほとんど支障ありません。

マンモグラフィ撮影時の注意点はありますか?

食事制限などはありませんが、制汗剤やパウダーなどはよく拭き取って下さい。パウダーが残っているとがんのサインである石灰化像によく似た画像になることがあります。また、妊娠中の方、妊娠している可能性のある方、ペースメーカーを装着している方、豊胸手術をされている方、VPシャントが入っている方は当センターではマンモグラフィ検査を実施しておりません。乳房超音波検査をお受けください。

乳房超音波(エコー)検査ってどんな検査ですか?

超音波の機械を乳房にあて、乳房の内部組織を画像として写し出します。触診では検出できない小さな病変を見つけることができます。若年層や乳腺組織が密な方に有効な検査です。

乳がん検診はどのぐらいの間隔で受診したらよいですか?

年に1度、検査を受けることをお勧めします。

婦人科検診にはどんな検査がありますか?

子宮頸がん検査 HPV(ヒトパピローマウイルス)検査があります。当センターでは子宮体がん検査は行っておりません。

生理中ですが検診は出来ますか?

子宮頸がん検診については信頼度が低下するのでお勧めできません。

子宮頸がん検診時痛みはありますか?

子宮頸部をブラシで拭うだけですので個人差はありますが、痛みも少なく、1分程度で終わります。

HPV検査とはなんですか?

子宮頸がんになるリスクを調べるための検査です。詳しくは 子宮頸がん検診のページをご覧ください。

妊娠中子宮がん検診は出来ますか?

病院での受診をお勧めします。

子宮頸がん検診はどの位の間隔で受診したらよいですか?

年に1度、検査を受けることをお勧めします。

何歳から子宮頸がん検診を受診したらよいですか?

20歳を過ぎたら定期的な受診をお勧めします。また子宮頸がんの発症原因となるHPVは性行為により感染します。そのため性行為の経験があれば10代でも検査をお勧めすることもあります。

内診で痛みはありますか?

痛みを伴うことはほとんどないと思いますが、痛みがあった場合無理に検査をすることはいたしません。

婦人科の手術をしていますが検診は出来ますか?

手術の内容のより異なりますので、申し込み時または当日確認をお願いします。