脳ドック
脳卒中とは

MRI装置
脳卒中とは正式には脳血管障害といい、脳の血管が破れたり(脳出血・くも膜下出血)、詰まったり(脳梗塞)する病気です。
現在では医学の進歩により脳卒中による死亡率は低下しつつありますが、脳卒中にかかる人はあまり減っていません。脳卒中を起こしますとたとえ救命できたとしても、麻痺などの運動障害や失語、痴呆といった重度の後遺症を残す事が多く、経済的にも社会的にも損失が大きくなります。そうならないためにも無症状のうちに脳の病気、あるいはその危険因子を早期発見し、予防していく事が大切です。

超音波診断装置
脳卒中の危険因子
- 高血圧
- 最も重要な脳卒中の危険因子です
- 高脂血症・脂質異常症
- 血中のコレステロールや中性脂肪の量が多いと動脈硬化が進みます
- 糖尿病
- 動脈硬化が進み、特に動脈の壁が非常に脆くなります
- 不整脈
- 血管の中に血の塊ができやすくなります
- 肥満
- 動脈硬化が促進されます
- 喫煙
- 動脈硬化が進みやすく、血管の中に血の塊ができやすくなります
- 過度の飲酒
- 肥満や高コレステロール血症を引き起こします
脳ドック検査内容
| 検査項目 | 内容 |
|---|---|
| 頭部 MRI 検査 | 無症候性の脳梗塞とその他の病気の有無を検査します |
| 頭部 MRA 検査 | 未破裂の脳動脈瘤や脳血管の狭窄の有無を検査します |
| 頚動脈超音波検査 | 血栓の有無と動脈硬化の有無を検査します |
| 頚椎X線検査 | 頚椎の変形と血管の石灰化の有無を検査します |
| 血液検査 | 脳卒中の危険因子の有無を検査します |
| 尿検査 | |
| 心電図検査 | |
| 眼底・眼圧検査 | |
| 血圧測定 | |
| 身体測定 | |
| 視力検査 | |
| 聴力検査 |
注意事項
頭部MRI・MRA検査は強力な磁場の中に入って検査します。
そのためどうしても検査が出来ない場合があります。
- 体内にペースメーカーや人工内耳、心臓人工弁などの電子機器が入っている方
- 磁石式義歯をしている方
- 刺青、アートメークしている方
- 妊娠および妊娠の可能性がある方
- 極度の閉所恐怖症の方
このなかで当てはまるものがある場合MRIの検査はできません。
また、人工関節の手術や脳動脈瘤の手術を受けられた方、その他体の中に金属の入ってる方は、検査を受けられない場合があります。事前にお問合せください。

症例 MRI脳梗塞

症例 内頚動脈狭窄

症例 MRA脳動脈瘤